天文23年(1554年)島津義弘によって築かれた。 天文23年(1554年)岩剱合戦で蒲生・祁答院(けどういん)方を敗って岩剱城の在番を命ぜられた義弘が麓の居館として築いたのが始まりとされる。

義弘は関ヶ原合戦の後にもしばらく在城し、慶長10年(1605年)頃に帖佐館より移り、加治木館へ移るまで在城したという。

元文2年(1737年)薩摩藩主島津継豊は弟忠紀に越前島津家を再興させ、重富郷を成立させて平松城を中心とした麓を置いた。

城は岩剣城の東の麓にあり、現在は重富小学校の敷地となっている。石垣・井戸が残り、正門には旧鹿児島県庁の門柱が残っている。

最寄り駅(直線距離)
1.0km 重富駅
2.1km 姶良駅
3.6km 帖佐駅
5.8km 錦江駅
6.5km 竜ケ水駅

付近の城(直線距離)
0.6km 大隅 岩剱城
2.0km 大隅 諏訪城
2.9km 大隅 建昌城
3.2km 大隅 萩峯城
4.4km 薩摩 吉田城
4.7km 大隅 帖佐麓
5.0km 大隅 帖佐館
5.5km 大隅 新城
5.6km 大隅 高尾城
5.6km 大隅 古城
5.9km 大隅 平山城
5.9km 大隅 蒲生城
6.9km 大隅 高城
7.0km 大隅 加治木館
7.1km 大隅 蒲生麓
7.9km 大隅 大蔵館
7.9km 大隅 加治木城
8.0km 薩摩 川上城
8.2km 薩摩 比志島城
8.3km 大隅 山田城
9.9km 大隅 長浜城

2018年1月