築城年代は定かではない。城主は小平彦次郎で本姓奈良氏。小枝指の末弟という。 鹿角四十二館の一つ。

小平館は根市川と間瀬川に囲まれ、西に舌状に伸びた丘陵に築かれている。谷を挟んで北に新斗米館、南に小枝指館がありそれぞれ本姓奈良氏で同族関係にある。

小平館は圓福寺の北西と八幡神社のある丘陵に築かれていたようである。圓福寺の北西にある丘陵には空堀が残り、曲輪は畑として利用されている。小平館の標柱は八幡神社の西の鹿角市柴平地域活動センターの所に建っている。

最寄り駅(直線距離)
1.7km 柴平駅
3.3km 十和田南駅
5.7km 末広駅
5.9km 鹿角花輪駅
7.9km 土深井駅

付近の城(直線距離)
0.3km 陸奥 新斗米館
0.8km 陸奥 小枝指館
0.9km 陸奥 万谷野館
0.9km 陸奥 高市館
1.0km 陸奥 一ツ森館
1.8km 陸奥 丸館
1.9km 陸奥 地羅野館
2.5km 陸奥 柴内館
2.9km 陸奥 高屋館
3.5km 陸奥 中草木館
3.5km 陸奥 乳牛館
4.0km 陸奥 碁石館
4.1km 陸奥 関神館
4.4km 陸奥 柏崎館
4.9km 陸奥 高瀬館
5.0km 陸奥 黒土館(鹿角市)
5.2km 陸奥 瀬田石館
5.3km 陸奥 花輪古館
5.5km 陸奥 孫右衛門館
5.6km 陸奥 花輪館
5.7km 陸奥 当麻館
5.7km 陸奥 かいぬま館
5.9km 陸奥 大湯鹿倉館
6.0km 陸奥 大湯館

2010年5月