陸奥 北原御殿むつ きたはらごてん
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元禄年間(1688年〜1704年)に相馬昌胤によって築かれた。 昌胤は相馬中村藩五代藩主で、元禄14年(1701年)家督を叙胤に譲り、隠居所として築いたのが北原御殿である。
北原御殿は請戸川北岸の丘陵にあり、大聖寺の北側一帯に築かれている。
大聖寺の北側には相馬家御廟所があり、昌胤と二男尊胤(相馬中村藩七代藩主)の墓碑がある。北原御殿の遺構は柵がしてあり、よく見ていないのでわからないが土塁が残っているのは確認できる。また、大聖寺の山門は北原御殿の門を移築したものである。
門(移築 城門)