築城年代は定かではない。城主は横山氏庶流の椚田氏、大江広元の末裔という長井氏など諸説あるが詳らかではない。
初沢城は浅川中学校の南に聳える標高294.0mの山に築かれている。
主郭は三角点のある山頂で、ここに初沢城の碑が建っている。ここから南へ伸びた尾根に曲輪を展開し、南端は水道施設がある。北へ伸びる尾根には浅い二条の堀切、東尾根にも堀切が残っているが、全体的に後世の改変が大きいようである。
南山腹に団地があり、そこから水道施設に登る車道が付いている。これを登ると山頂に達する遊歩道がある。
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