中世に土岐氏の長森城があった。
江戸時代陸奥国磐城平の安藤氏の飛領地の陣屋である。 安藤氏は加納を領した大名であったが、宝暦6年(1756)安藤信尹の時に陸奥国磐城平へ転封となった。その後信尹は老中となり、享和3年(1803年)美濃国で一万八千石余を加増され、その地を管理する為に構えたのが切通陣屋である。
以降代々安藤氏の領地として続き明治に至る。
現在は市街地となって遺構は残っていないようである。切通観音の所に案内板と石碑が建てられている。
切通駅東側の道を南へ行き、県道181号線にでる。それを東へ向かうと通りの南側に「ママショップ大門」があり、その先の路地を北へ曲って進むと切通観音があり、ここに案内板と石碑が建つ。
最寄り駅(直線距離)