文安3年(1446年)石川政康によって築かれたと云われる。 三河国石川氏は源義時を祖とし、下野国小山氏を頼って一時小山氏を称していたが、蓮如上人に随行して三河に住み、石川に復姓して松平氏にしたがった。
「愛知県中世城館跡調査報告」ではこの本城公園辺りを小川的場城、その東側に小川城があったと記している。ともに地籍図で方形単郭の館跡が確認できる。
小川城は現在の本城公園の東側一帯で、本城公園には小川城に関する案内の石碑が東屋の所に埋め込まれている。蓮泉寺には小川城主下野権守石川政康公之墓所がある。