詳細不明。寺脇城の詰城と考えられている。
浜城は寺脇城の北背後、標高881.8mの山頂に築かれている。
南北に伸びた山頂部の南端に築かれた小城で北背後を堀切1で遮断している。 主郭は南北に長く、切岸は比較的高くて明瞭、その周辺には切岸の甘い帯曲輪が巡っている。
西の帯曲輪は竪堀2によって南北に分断され、南のIIがやや高い。東側はほぼ傾斜が残るIVでIIと分断するような竪堀状地形3があるが、ほぼ自然地形と思われる。
帯曲輪は主郭の北側で堀切状になって繋がり、堀切1との間に櫓台のようなAがある。主郭の北端部とAの部分には小さな石を貼り付けたようなところがある。
寺脇城から浜城への案内が出ているが、途中の道標はない。山は歩きやすく道もいろいろついているが、下山時に迷わないよう注意する必要がある。