延宝9年(1681年)鳥羽藩主土井利益によって築かれた。

延宝9年(1681年)下総国古河から志摩国鳥羽へ転封となった土井利益は所領の不足分を伊勢、近江、三河国内に充てがわれた。このとき三河の出張陣屋として築いたのが二川陣屋である。

その後、鳥羽藩主となった大給松平氏、板倉氏、戸田松平氏にも引き継がれ、最後は幕府天領の陣屋となった。

二川陣屋は現在の二川小学校の辺りに築かれていたが遺構はない。南側には東海道二川宿が通っている。

最寄り駅(直線距離)
1.0km 二川駅
3.1km 新所原駅
3.2km 新所原駅
4.0km アスモ前駅
4.4km 運動公園前駅

中部地方の中世城館 <4> 愛知1(東洋書林)(愛知県中世城館跡調査報告II,III)

付近の城(直線距離)
2.7km 三河 船形山城
4.5km 三河 赤岩城
5.8km 三河 二連木城
6.5km 三河 中瀬古城
7.0km 遠江 吉美城
7.1km 三河 石巻山城
7.1km 三河 喜見寺砦
7.2km 三河 吉田城
7.4km 遠江 岡城
7.6km 三河 清源寺砦
7.6km 三河 高塚陣屋
8.3km 遠江 宇津山城
8.6km 三河 左京殿城
8.7km 三河 市場城
8.8km 三河 牟呂城
9.0km 三河 下条館
9.2km 三河 月ヶ谷城
9.6km 三河 行明城
9.7km 三河 大崎陣屋
9.7km 三河 大崎城
9.9km 遠江 尾奈砦

2022年3月