甲斐 加賀美氏館かい かがみしやかた
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甲斐源氏三代清光の三男加賀美遠光の館である。源頼朝にしたがって活躍し、その後甲斐源氏一族が粛清されるなか加賀美遠光は長寿を全うし、弘長元年(1261年)に74歳で没した。
加賀美遠光は治承・寿永の乱に参加して功があり信濃守に任ぜられ、次男小笠原長清は信濃国伴野荘の地頭となった。
加賀美氏館は現在の法善寺境内に築かれていたという。境内は広く南には水路などが流れているが、明瞭な遺構はない。