詳細不明。河後森城の支城とも云われるが、佐々木雅楽頭綱吉の居城とも伝えられている。また芝一角の属城ともいう。
鷹ノ森城は新野地橋南西の標高347.7mの山に築かれており、南を除く三方は木がなければ容易に登れないほどの急斜面で天険の要害地形である。
南北に細長く伸びた山頂部に主郭があり三角点の南側に高さ数十センチメートルの石積で段が築かれている。主郭の北下から東下を経て南下に至るように曲輪iiがあり、主郭の北端が土塁のようなスロープになっている。曲輪iiには切岸下や側面などに一部石積や石塁のような形で石が使われているが、これらが城の遺構かははっきりしない。
主郭部から南へ伸びた尾根は細長い岩のような尾根で、その先に土塁の付いた曲輪iiiがある。
道はない。木を利用しながら急坂を登っていくしかない。
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