詳細不明。
伊崎越城は西の山塊から東へ伸びた尾根の先端に築かれている。
西端を堀切1で遮断して高い切岸を設け、東の尾根先側を城域とする。東の尾根先側は岩が露出するような切り立った地形で、一部残る尾根部分にも堀切は見当たらない。
西端の最高所Iを主郭として東にII、IIIと段を連ねる。北側面には帯曲輪IV、V、VIとこちらも段差を設けながら東へ続いており、東端VIは一部横堀状になる。
北側は畝状竪堀群2があり、東端部は一段低く、間隔を開けて二条の竪堀になる。 一方南側は北と同程度の傾斜角であるが、こちらには竪堀群は設けておらず、西尾根から迂回してくる敵を遮断する竪堀3があるだけである。この城はどちらかといえば北側から攻撃されることを想定しているようである。
県道263号線から少し北へ入った所に竃神社がある。この下の工場脇道を入ると右奥へ伸びている山道がある。
最寄り駅(直線距離)