築城年代は定かではないが室町時代に佐波氏によって築かれたと云われる。
赤穴佐波氏の庶流佐波清連が住んだ井元土居と考えられている。 文安6年(1449年)の宗家佐波氏と庶流の赤穴佐波氏との争いでは宗家の元連に味方したが、泉山城の戦いで大敗を喫したという。
九日市城は沢谷川南岸にあり、川に向かって突き出すような丘陵に築かれている。
最高所に一段小高く主郭があり、西下に二段ほどの腰曲輪が付いている。北側は急斜面であるが、南側は殆ど高低差がない。
南側にある神社から少し西側に回り込んだ所に山に入る所がある。
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