詳細不明。
泉ヶ久保城は標高151mの三角点のある峰よりさら南東にある峰に築かれている。
主郭とされる峰の山頂部は古墳であったようで、烽火台のような穴が空いているが、それにしても曲輪と呼ぶほどの広さは全くない。ただ側面は緩斜面ながら短い竪堀状の地形が確認でき、その下方は切岸となる。尾根を食べると遮断する堀切は北西、南東、南と三方にあるが、弓形状になっており、古墳の周濠のような雰囲気もある。ただ南西はさらに下方に大きな堀切、東方は曲輪らしき地形と切岸が確認できることから城郭遺構であるのは間違いないようである。