詳細不明。
川上城は統合運動公園の南東に聳える標高262mの山に築かれている。
主郭はかなり広く周囲に帯曲輪が取り巻き、帯曲輪の入口は西端にある。主郭の南東端は土塁と堀切2を設けて中央に土橋を配しており虎口になっている。堀切の南側は腰曲輪IIIがあり、西側も竪堀3で遮断する。土橋の先にある曲輪IIは削平されているが切岸の加工度が低く、先端に一段腰曲輪を備えて大堀切1で尾根を遮断している。
主郭の北には腰曲輪IVの先に堀切4があるが、堀切部分はほとんど埋もれてハの字の竪堀のようになっている。北尾根下には削平不十分な曲輪Vがあり、その先に堀切5がある。北西尾根は堀切ではなく自然の細尾根になって続いている。
方面集落から谷沿いに進んで行く道があり、終点は処分場となって立入禁止とある。終点に駐車スペースがあり、立入禁止のゲート脇に迂回路が設置され、それをたどると尾根上に行くことができる。
最寄り駅(直線距離)