常陸 真壁陣屋ひたち まかべじんや

城郭放浪記


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常陸 真壁陣屋の写真
掲載写真数
形態
陣屋
別 名
なし
文化財指定
なし/不明
遺 構
城 主
浅野氏
歴 史

築城年代は定かではないが浅野長重によって築かれたと云われる。

浅野長重は浅野長政の三男である。浅野長政は隠居領として真壁五万石を領しており、長重は下野国真岡二万石を領していた。慶長16年(1611年)長政が没すると、真岡領二万石を幕府に返上し、真壁五万石を相続して真壁二代藩主となる。元和8年笠間に加増転封となったが、このとき父の墓所がある真壁と笠間城を加えてくれれば、加増は望まないと幕府に願い出て許され、笠間藩となったが、長重自身は真壁に在住していたという。

浅野氏は三代長直のときに赤穂に転封となり、以降は笠間藩主となった井上氏、本庄氏、牧野氏の笠間藩領として真壁陣屋が維持された。しかし、安永6年から天明5年まで幕府領となっていたときには利用されず、天明5年に再び笠間藩領となり陣屋が使われるようになった。

説 明

真壁陣屋は現在の真壁伝承館の地に築かれていた。伝承館建設のさいの発掘調査で堀や池などが検出されている。堀は埋め戻されているが、地表面にそれがわかるように赤くなっている。

案 内

真壁伝承館に無料駐車場があり、展示も無料で見学可能である。

最寄り駅(直線距離)
7.9km 新治駅
8.0km 大和駅
9.1km 岩瀬駅
9.5km 羽黒駅
所在地/地図
茨城県桜川市真壁町真壁(真壁伝承館)
付近の城(直線距離)
0.8km 常陸 真壁城
4.4km 常陸 谷貝峰城
5.7km 常陸 猿壁城
6.6km 常陸 海老ヶ島城
6.7km 常陸 諏訪山砦
7.0km 常陸 大増城
7.4km 常陸 吉生城
8.0km 常陸 長峰城
8.1km 常陸 橋本城
8.1km 常陸 四保城
8.6km 常陸 村田館
9.1km 常陸 宇治会館
9.2km 常陸 高友古塁
9.2km 常陸 柿岡城
最終訪問日
2019年11月
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