詳細不明。『図説 茨城の城郭』によれば、この辺りは檜山氏の領地で茂木氏に従っていたという。
檜山要害は鬼渡神社の東に聳える標高174.1mの山に築かれている。
主郭は北東から南東に長い曲輪であるが、東西二段で東が高くなる構造で縦長をさらに細く段切りしている。主郭の南端には土塁があり、虎口は中央左側に開口し、外側を取り巻く横堀には土橋が架かる。現在の登山ルートもお堂から一直線にこの虎口に続くようになっている。
主郭の周囲北を除いて横堀が巡っており、北尾根は浅い堀切で遮断している。
鬼渡神社の東、民家の脇の辺りに小さなお堂があり、その裏から山道が続いている。
最寄り駅(直線距離)