詳細不明。出土遺物は十三世紀頃が中心で小代氏(一部氏)の居館と見られている。
大園山館は現在の有明小学校一帯に築かれていた。 大園山と呼ばれる周囲よりやや小高い丘陵にあり、東西に長い方形の居館で東と南に二重堀を検出している。
現在は有明小学校の校地となり、南側の正門から少し入った所に杉谷遺跡の案内板とともに大園山居館跡の案内板が設置されている。東側の二重堀が残っているというので辺りを探したがよくわからず、もう一度確認しに案内板の所に戻って気がついた。ここがその二重堀の跡なのだ。つまり校門から入った道は二重堀の一つを通って校舎に入るようになってるのだ。