出羽 荒砥城(白鷹町)でわ あらとじょう

城郭放浪記


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出羽 荒砥城(白鷹町)の写真
掲載写真数
形態
平山城(212m/20m)
別 名
なし
文化財指定
町指定史跡
遺 構
郭,堀,井戸
城 主
荒川清泰,馬場将監,伊達氏,蒲生氏
歴 史

築城年代は定かではないが永長年間(1096年〜1097年)に荒川次郎清泰によって築かれたと云われる。その後、元中年間(1384年〜1392年)に伊達氏の家臣馬場将監によって堀が巡らされ、城郭として整備されたと云われる。

最上領と隣接する荒砥城は伊達氏によって重要視され、最上義光との戦いでは伊達輝宗が一時本陣を構えたこともある。

天正19年(1591年)伊達政宗が岩出山に転封となると、会津に入封した蒲生氏郷の家臣水野三左衛門が在番している。

説 明

荒砥城は最上川東岸の独立丘陵に築かれており、現在は八乙女八幡神社の境内などになっている。

本丸は山頂で北下に一段低く八乙女八幡神社の境内となっている。南下には公民館などがあり、この部分も曲輪で麓には堀があったという。

八乙女八幡神社の東側参道の階段脇に蛇井戸跡があり「敵の攻撃をうけたとき、空井戸の竜神に祈ると、不思議にも水が湧き溢れ空濠に水が充満して、敵の侵入を防ぐ」という伝説が残る。

案 内

八乙女八幡神社の参道が東側にある。

最寄り駅(直線距離)
0.2km 荒砥駅
1.8km 四季の郷駅
2.4km 鮎貝駅
5.3km 蚕桑駅
6.5km 白兎駅
所在地/地図
山形県西置賜郡白鷹町荒砥甲八幡
付近の城(直線距離)
1.6km 出羽 黒藤下館
1.9km 出羽 黒藤館
2.0km 出羽 鮎貝城
2.9km 出羽 塩田城
3.1km 出羽 杉沢館
4.2km 出羽 高玉城
4.6km 出羽 横越館
7.4km 出羽 横沢山館
7.5km 出羽 小滝館
7.7km 出羽 杉山楯
8.0km 出羽 平吹館
8.1km 出羽 大屋敷
8.8km 出羽 備後館
8.9km 出羽 大船木楯
9.2km 出羽 八幡館(長井市)
9.5km 出羽 宇津野館
10.0km 出羽 小桜城
最終訪問日
2016年4月
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