出羽 小桜城でわ こざくらじょう
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築城年代は定かではない。伝承によれば天喜年間(1053年〜1058年)頃に安倍貞任の娘、卯の花姫の館があったという。
伊達氏の時代になると片倉氏の城となる。天文の乱では片倉伊賀守が伊達晴宗に味方して鮎貝軍と戦った。伊達氏の岩出山転封にともない廃城となった。
小桜城は旧西置賜郡役所付近に築かれていた。複郭の平城であったが、現状は住宅地となっており、土塁の一部が残されているというが、どの部分が遺構なのかわからなかった。 旧西置賜郡役所の東側の道路に案内板がある。