備前 田之浦台場びぜん たのうらだいば
△トップに戻る
文久3年(1863年)岡山藩によって築かれた台場の一つである。 田之浦台場は下津井港周辺に築いた本台場三カ所の内の一つで東端に位置する。 台場は防壁と土塁によって七門の砲台を築き、弾薬後・火薬庫・砲具庫・兵舎などの施設があったという。
田之浦台場は田之浦港の東、瀬戸大橋の橋脚付近にあったという。瀬戸大橋建設により発掘調査が行われ、「池田家文書」に残された絵図通りに発見されたという。現在遺構は消滅している。