詳細不明。
神水城は標高147mの城山に築かれている。
主郭は最高所Iで東西に長く西端に石祠が祀られている。主郭の西端、東端に土塁があり、南北両サイドにも一部土塁が残る。
曲輪IIとIIIは南北両サイドの土塁が繋がっており、中央に高い段差があって区画されている。段差の部分は歪な地形で中央が東へ張り出す形で残っているが、南側は新しい山道、北のほうが本来の出入口であろうか。
西尾根背後は土塁の外側が高い切岸で、岩場が土橋状に残り、南側は堀状地形となるが、ほぼ自然地形のようである。東の尾根先は鉄塔が建っているが堀は見当たらない。
南側面は比較的急峻で、北がややゆるくなっている。曲輪IIの北側に竪堀状地形が確認できるが、北側は比較的流水の影響か地形が崩れており、遺構かどうかの判断は難しい。
東麓から登るルートもあるようだが、現状では西側の鷲羽山スカイラインからの鉄塔整備道を使うと簡単に行くことができる。
鷲羽山スカイラインの余白に駐車可能、尾根背後の南側に鉄塔整備道入口がある。
最寄り駅(直線距離)