築城年代は定かではないが寛正年間(1460年〜1466年)に小笠原義長によって築かれたと云われる。 鎌倉時代阿波国守護として下向し大西城を居城としていた小笠原氏は、この義長の代に芝生城に移り三好氏を名乗ったという。
義長を初代とする三好氏は長之・之長・長秀・元長と続き、五代元長の嫡男として生まれたのが三好長慶で芝生城で誕生したといわれる。
芝生城は吉野川北岸の段丘の上に築かれていたと思われるが、現在は一面畑で遺構はなく大きな案内板が設置されているのみである。
県道12号線の河内谷川に架かる橋の東詰辺りに道標が出ている。ここから北の三野保育所の方に進み道なりに上に登っていくと案内板に至る。
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