土佐 西の川城とさ にしのかわじょう
△トップに戻る
詳細不明。
西の川城は四万十川に沿って北へ伸びた丘陵に築かれている。
単郭の城で南背後の尾根を多重堀切1で遮断し、南北に長い主郭I、北端に腰曲輪IIがある。主郭は西側に土塁があり、南端は中央辺りで低く広がっている。
南尾根を遮断する堀切は三重であるが、一番内側は西が二条の竪堀に分かれて落ちている。
主郭の東側面にはやや緩傾斜となる部分があり、竪堀状地形で区画するような遺構があり、さらに下側にも竪堀状地形があるが、明瞭ではない。
北側から適当に登れば主郭に達する。