詳細不明。城主は南部太郎左衛門と伝えられる。
現地の案内板によれば、応安3年(1370年)に奥州より南部周防守高忠がこの地に来住し、開発領主となったのが始まりという。
米ノ川城は四万十川に沿って南東へ伸びた丘陵に築かれている。
尾根の南端に観音堂があり、その背後にかなり広い曲輪がある。そこから北西に向かってやせ尾根を進むと一段小高く切岸加工された曲輪があり、ここが主郭と思われる。北背後には連続竪堀があるようだが、シダ藪のため確認できなかった。
城主と伝えられる南部太郎左衛門の墓があるらしく、観音堂の近くに五輪塔があるがが、これがその墓なのかわからなかった。
米奥小学校の前に公園があり駐車場がある。観音堂へは南の墓地の一角から道が続いているが、わかりづらい。
最寄り駅(直線距離)