詳細不明。
南八田城は西梅本小学校の西500m程の所にあり、東へ伸びた丘陵の先端に築かれており、天引峠に向かう国道372号線が眼下に通っている。
『京都府中世城館跡調査報告書』に掲載されている縄張図の位置と方向が少し間違っており、実際に城があるのは尾根の東端部で、北東へ伸びた尾根に曲輪が続き、背後の堀切に架かる土橋は南北に方向に向いている。
主郭は広く削平されているが切岸は甘く、北東が一段低く緩斜面になっている。主郭には南八田城の石碑が建っている。北東へ続く尾根は浅い堀切があり、背後ね尾根には土橋が架かった堀切がある。
「八田城址」の案内板が県道453号線から西本梅小学校に向かう道路沿いに設置されている。(地図)
国道372号線沿いにコンクリートで法面加工された北側に石段が付いている。これを登ると稲荷神社の小社があり、そこから山道を登れば主郭に達する。(地図)
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