駿河 清水袋城するが しみずふくろじょう
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永禄12年(1569年)武田信玄によって築かれた。 縄張は馬場美濃守信房で今福和泉守が奉行であったという。
武田氏が駿河に進行してはじめて水軍を編成しその基地となっていたのがこの清水袋城とされる。天正10年(1582年)武田氏滅亡後は徳川家康の支配となり、徳川水軍の基地となった。
清水袋城は巴川の河口に築かれており、現在遺構は全く残っていないが、古図面によれば西に角馬出を設け曲輪は河口に突き出し船溜まりを設けていたようである。
上総稲荷神社の所に「旧袋城の石」と記された石が置いてある。