詳細不明。西牧氏に関係する城と考えられている。
田屋城は真光寺の北に聳える標高1070mの山に築かれているという。 残念ながら林道の入口に立ち入り禁止の看板があり、住民の方に許可をもらおうと思ったが、出会うことができず遺構を確認していない。
「信濃の山城と館」の縄張図を参照すると、堀切で区画された東西二郭の曲輪が主郭部で、東と南尾根に遺構が拡がるようである。また機会があれば登って確認したい。
麓にある真光寺の本尊は建仁3年(1203年)滋野兼忠がこの地を開くにあたって安置した阿弥陀三尊像で、真光寺の中興の祖は天文15年(1546年)大檀那滋野讃岐守貞兼(西牧氏)である。