築城年代は定かではないが堀金氏によって築かれたと云われる。 堀金氏は仁科氏の庶流で、永禄10年(1567年)の仁科親類被官衆が出した起請文の筆頭に堀金平大夫広盛の名が残る。
堀金氏居館は現在民家の敷地になっている。県道沿いに標柱が建っているということで簡単に見つかると思ったが、肝心の標柱は倒れてしまっていて見つけるのに苦労した。
民家の中なので外から簡単に確認した程度であるが、南側の県道から入口があり、内部には堀跡らしき溝、県道に面して土塁が残っている。
堀金小学校の西側の県道57号線を北上すると、道なりにカーブするが、その辺りにヘアーサロンがありくるくる回る目印がある。その隣にある立派な家が館跡で、コンクリート塀の内側に標柱が倒れている。
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