尾張 大興寺城おわり だいこうじじょう
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貞和元年(1345年)一色太郎範氏によって築かれたと云われる。 一色氏は三河国よりこの地に移り、範氏は足利尊氏に従って九州探題として各地を転戦した。
大興寺城は東へ伸びた丘陵に築かれていた。後世畑地となり大きく削平され遺構は残っていない。祠が土壇状に残されているという。
この地の由来となっている大興禅寺は、一色範氏が荒廃していた寺を再建したものと云われ、範氏の法号は「大興寺殿古峯道猷」である。