陸奥 相米館むつ そうまいだて
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築城年代は定かではないが、相米氏によって築かれたと云われる。 『南部藩参考諸家系図』によれば、相米氏は下野国小山氏の一族を称す。
建久2年(1191年)に南部光行が糠部へ入部したとき、相米弥左衛門と蛇沼惣左衛門がこれを迎え、相内館を築いた。この公によって相米村を賜り相米氏を称したという。
相米館は相米川と柴倉川が合流する地点の比高40m程の丘陵に築かれている。
主郭部は開墾されて畑となっていて詳しく分からないが、そのへ通じる道は北東側の堀切を利用したもののようである。