天文14年(1546年)上杉憲政によって築かれたと云われる。
河越城をめぐる小田原北条氏と山内・扇谷両上杉氏との対立のなか、上杉憲政がここに陣を構えたと伝えられる。
柏原城山は入間川による河岸段丘の東端に築かれており、現在は公園として整備されている。
段丘の東端に東を除く三方に土塁を巡られた主郭があり、土塁の外を横堀で囲む。土塁は櫓台の張り出しなどを設けており、南の虎口には横矢が架かる。城はさらに南西へと伸びており、弁財天が祀られている部分も曲輪で堀が残る。
公園入口に案内板があり駐車可能。
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