詳細不明。城主は遠藤新兵衛あるいは臼田某という。
神路城は長良川に神路川が合流する地点の北西にある標高356.6mの山に築かれている。
主郭は最高所中央の曲輪Iで、南北に長い。北端部に土塁、南端は一段低いI2の空間があり土塁で囲む。この土塁の南東隅部が外側に突起するが、人が一人立つことができる程度の突起で用途は不明。
主郭北東に虎口1があり外側に小空間aがある。南側に竪堀2を入れて横移動を防ぎ、北は曲輪IIIと接続していたと思われるが、現状その接続部分がやや崩れた感もあり、導線がよくわからない。
曲輪IIIは南西背後に竪堀1を入れているが、南東側は堀がない。北の角部は枡形状に一段低い虎口のような形状をしているが、やや違和感がある。外側は一段削平地があるが、切岸は不明瞭でその先は自然の緩斜面になっていく。
主郭の南西隅に虎口2があり、外側に小空間bがある。北側は少し離れた位置に竪堀7を設けている。主郭から南西に伸びる尾根は堀切6で遮断しており、小空間bは堀側に土塁を構築しており、木橋が架かっていた可能性は低い。
主郭の南東下に曲輪IIがある。三段ほどに削平され一番低いところが広い。南東下には浅くなっているが堀切5で遮断している。主郭には虎口が2か所確認できるものの、この曲輪IIとは直接繋がらない。
城の正面は北側で、北東の鞍部には切通がある。この切通は南東の白山神社参道入口に繋がっており、かつて口神路と熊田の集落を結んでいた古道と思われる。縄張からは一時的な陣城の可能性が高い。
白山神社の参道入口から小川沿いに谷に入り、細い山道を進むと峠越えの切通に出る。ここから南の山に登ると城域に入る。道はあるが、湧き水が多く泥濘んでいるでいる場所も多い。
以前下山時に神社方面にそのまま降りたが結構急な坂であった。
最寄り駅(直線距離)