詳細不明。『古城之覚』では江見兵庫親政を城主とする。
鎌倉山城は標高558mの鎌倉山に築かれている。
山頂に主郭Iがあり、東へ伸びた尾根に地形に沿って北へ湾曲するように曲輪IIを配している。
曲輪IIは広く二ヶ所に塚状地形を残す。東端から地形なりに北へ折れ、低い段差で続き、北山腹部分に小規模な曲輪群IVがある。
主郭Iから北へ続く山腹部分にも曲輪群IIIがある。この曲輪IIIから北へ伸びた尾根の先に作業道で削り残された小規模な堀切を確認したが、他に堀は見当たらない。
南西の車道から鎌倉山山頂近くを残すような形で作業林道が設けられている。この作業林道の適当なところから登る事になる。
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