詳細不明。城郭遺構は近年確認されたもので、江戸時代はじめには和歌山藩田辺領の狼煙場があったという。
高幡山城は標高414.0mの三角点がある高幡山に築かれており、現在は登山道が整備されている。
山頂の主郭Iを中心に同心円状に曲輪II、IIIが巡る。尾根を遮断するような堀切は確認できず、北東側面に一条竪堀が確認できるのみである。
主郭の一部に土塁状の高まりがある。虎口は明確ではないが、西端部分から曲輪IIIに続くスロープがついており、この部分と考えられる。
北麓の「みなべ町 高城公民館支所」に駐車可能でトイレもある。 登山口は北尾根の先端東側にあり、小屋のようなところから入る。
「梅の里トレイルラン2020」のコースになっていたようで、現状ルート沿いにテープがたくさん付けられていてわかりやすい。
最寄り駅(直線距離)