詳細不明。
糠の森城は高串川と光満川の間を南北に伸びた標高131mの山に築かれている。
主郭は山頂にあり、西と南にそれぞれ段曲輪を設けており、曲輪の削平はしっかりしている。近年まで畑として利用されていたようで、南端の曲輪には小屋が残されているが、さほど大きく改変されたような形跡は見あたらないので、概ね遺構は良好に残っている。
主郭の北背後には大堀切があり、さらに下った鞍部のところにも一条堀切がある。また西に続く段曲輪の西端の北側にもコの字になった堀切が残る。
南の谷間を山上に登る林道が付いている。この道の終点からさらに山道が主郭まで通じている。
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