因幡 宇倍山五本松城いなば うべやまごほんまつじょう
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詳細不明。
宇倍山五本松城は甑山城から尾根続きの北方の山に築かれている。
「鳥取県中世城館分布調査報告書」に掲載されている縄張図では標高135m付近に東西に分かれた二つの城跡が描かれ、東側は"F"の字状に堀を設けているとされる。中国自然歩道もあることから城跡を探してみたのだが、標高135m付近は削平地や削り落としの段を確認することはできるが肝心の堀や土塁といった遺構は確認できない。この平坦地も廃小屋があることから後世の改変を受けているものと思われる。