詳細不明。
文殊山城は福井市と鯖江市にまたがる標高366mの文殊山山頂に築かれている。現在は文殊堂が祀られ、多くのハイカーが訪れる人気のハイキングスポットとなっている。
主郭は文殊堂が祀られた山頂部にある。文殊堂があり山道も多く作られており小規模な平段が多く残る。
主郭から三方に伸びる南西、東、北東の尾根をそれぞれ堀切で遮断しており、東側面は堀切から伸びる竪堀と連動して三条の竪堀を入れ畝状竪堀群4を形成している。東はさらに外側にも堀切3、南西側も外側に堀切、竪堀地形が確認できるが、登山道によって錯乱されはっきりしない。
主郭から北へ伸びた尾根に曲輪IIがある。主郭に近い部分に竪堀6、北端西尾根に堀切7、北東側に堀切8、竪堀8が確認できる。
主郭から東へ伸びた先に展望台があるが、この尾根にも一条堀切9が確認できる。
文殊山の登山口は多くある。今回利用したのは鯖江市側の登山道で、南井町口から登り、大正寺町口へ下山した。どちらも登口に駐車場が用意されている。
最寄り駅(直線距離)