詳細不明。城主は松木氏が伝えられる。
天正14年(1585年)島津軍によって落城したという。
松木城は竜門の滝の近くにある標高495m程の山に築かれている。
単郭の城で最高所に一段小高く土塁の付いた段があり、その周りに緩斜面地形の曲輪が拡がる。北から西に掛けて畝状竪堀群が巡り、南は屈折した横堀を設けている。西側面の畝状竪堀はやや南へ向かって斜めに落としてある。北尾根の畝状竪堀群は下方に二重堀切があり、畝状竪堀の土塁部分や堀切の部分などに一部石が積まれている。
南尾根は後世に地ならしされているかもしれないが、下方には小さな横堀状地形が残っている。
竜門の滝の駐車場が利用できる。登り口は「御食事処城下街」という店の裏側でコンクリート道が山に続いており、これを使って山に入ると道がある。
最寄り駅(直線距離)