詳細不明。戸次氏の居城とされる鎧ヶ岳城の支城と考えられている。
雷山塁は鎧ヶ岳城の南方に聳える標高831mの雷岳山頂に築かれていたという。
『大分の中世城館』には図面が掲載されず、一覧表に「土塁あり。主郭は二段あり。主郭から200m下ったところに柳台(馬場)という平場あり。」と記されている。しかし、現状では山頂には切岸加工された曲輪はなく、緩斜面がわずかにあるのみで土塁も確認できない。
最初は鎧ヶ岳登山口の反対側にある日平山登山口から山へ入り、尾根伝いに西背後から行こうしたが、あとわずかな所で急峻な岩場となり尾根を降りることができず断念した。
実際に登ったのは南下を通る林道からで、急坂を登り詰めれば山頂に至る。(地図)
最寄り駅(直線距離)