詳細不明。城主は矢多貝善三郎忠宗(日本城郭体系では矢田見)、林四郎左衛門豊房、林左衛門豊秀が伝わる。
矢多田城は国道432号線の矢多田トンネルのちょうど上にあり、矢多田川が城山を大きく迂回する地点に位置する。
矢多田城は北の尾根を堀切で建ちきり、南へ伸びた尾根に削平地を連ねた単純な縄張である。現在は矢多田城跡公園として整備されている。すぐに薮化しそうな山なのでマメに整備されているのだと思うが、この公園への道標などは一切ない。
国道432号線の矢多田トンネルの南口にある県道421号線との交差点を東へ曲る。直ぐ先で道は右へと曲って行くが、ここの左側にある民家の脇から山へ林道が通じているのが見える。この林道を入って行くと左側に尾根先に設けられた水道施設へ登る階段がある。これを登った所に公園がある。
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