築城年代は定かではない。正和年間(1312年〜1317年)の城主は斉藤美作守景宗であった。景宗によって建立された善昌寺の案内板によれば、斉藤氏は藤原姓で長谷部氏が上下村地頭となる前の地頭であったという。
丹下城は翁山城の南の山に築かれている。
主郭は山頂にあって東西に長く東西70m程の規模で東に一段の腰曲輪を持ち切岸も明瞭である。山頂の東の尾根には堀切がないが、南西に伸びた尾根の方に堀切があり、その先に四段の曲輪が連なっている。
南西の尾根先から山道があるようですが入口を確認していません。翁山城と丹下城の間にある上下斎場翁園の辺りから東の尾根上にあがって登りました。
最寄り駅(直線距離)