天正10年(1582年)高松の役で羽柴秀長が陣を置いた場所である。
陣は標高122mの鼓山山頂に築かれている。 「中世城館事典」の縄張図によれば方形に土塁を組んで東西に虎口を開いている。
今回高松の役の陣城巡りの中で一番期待していた所だが、土塁は期待していた程高くない為、生い茂った笹に隠れて縄張を明瞭に見てとることができなかった。
登山道は二ヶ所あるようです。高速道路鼓山トンネルの西の高架下に登山口があり入口に案内板がある。こちらがお勧め。ここから鉄塔までは整備された道がり、鉄塔から薮をかき分けて少し登るとまた山道が現れる。
もう一つは南東麓の杉尾地区にある山神社のお堂の裏を左側に進む道で水道施設脇の階段を登っていく。大半は笹の中に道が隠れている。
最寄り駅(直線距離)