高崎台場は由良港沖に浮かぶ成ヶ島の南端に築かれている。明治以降も由良要塞として活用されており、現在では灯台が建っている。
高崎台場は明治以降も昭和初期まで使われた砲台であり、内部には要塞化された跡が今でも残っている。外周を廻ると外海に面した東側には大部分石垣が残っており、良く見ると刻印された石が利用されているのがわかる。海岸には矢穴のあいた石も点在しており、由良城から運ばれたものと云われている。大潮の干潮時など、潮が十分引いた状況であれば台場を一周することが可能であるが、南側はテトラポットを使って巡る形となる。
成ヶ島渡船があり、わずか1分ほどで渡ることができ、無料の駐車場もある。