安芸 日野山城あき ひのやまじょう

城郭放浪記


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安芸 日野山城の写真
掲載写真数
形態
山城(705m/300m)
別 名
火の山城,日山城
文化財指定
国指定史跡
遺 構
石垣,土塁,郭,堀,井戸
城 主
吉川元春,吉川元長,吉川広家
歴 史

築城年代は定かではないが吉川氏によって築かれた。

毛利元就の次男元春が安芸吉川家に養子に入り家督を継ぐと、天文19年(1550年)に小倉山城から居城を移した。

元春が居城を移す前にも何らかの要害施設があったものと考えられているが、本郭的な城郭整備は元春入城以後も続けられ、元長・広家と三代の居城であった。天正19年(1591年)吉川広家の時に出雲国富田城に居城を移し廃城となった。

説 明

日野山城(日山城)は標高705.4mの火野山山頂に築かれている。現在は吉川氏城館跡の一つとして国指定史跡に指定されており、登山道が整備されている。

2005年に訪れた際は登山道こそあるものの、本丸一帯は木がないために夏草が生い茂り、とても遺構を散策して回れるような状態ではなかったが、今回訪れてみると各曲輪を十分見て回れる程には整備されていた。せっかくの国指定史跡なので、縄張図入りの案内板なども設置して山城ファンに堪能して頂きたい城郭である。

日野山城は山頂に本丸、南西尾根に出丸、北西尾根に三の丸、北東尾根に下り丸(中の丸)、南東の谷を挟んで二の丸、中の丸と二の丸の間に大広間の段と大門の原、大門の原の北に姫路丸、そこから北東の尾根先に姫路が岸がある。中世山城でありながら堀切や竪堀といった、一般的な防御施設が見あたらないのが一つの特徴であろうか。

大手道を上り詰めると大門が原・大広間の段を経て中の丸に至るが、この空間は本丸・二の丸・中の丸・姫路丸から見下ろされる位置にある。中の丸は本丸への入口に辺り、桝形状の空間が上下二段あってそれぞれ虎口を成している。

標高600mから630m付近の尾根にあるのが中城で、東端部に米蔵段がある。この辺りは内側を石積した土塁などが残されている。

案 内

国道261号線中山峠の所に道標が出ており、少し入った所に駐車場がある。その先に登山道入口があり、本丸までの道標はしっかりしていて道に迷うことはない。(地図)

現地の案内板には縄張図が記されていないので、持っていないようであれば吉川元春館にある「戦国の庭 歴史館」の展示に縄張図がある。この図面には曲輪名が記されていないので、曲輪名を加筆したものを置いておく。

所在地/地図
広島県山県郡北広島町新庄(火の山)
付近の城(直線距離)
1.8km 安芸 茶臼山城(北広島町川戸)
1.8km 安芸 万徳院跡
2.1km 安芸 火野山地土居屋敷
2.3km 安芸 赤城
2.6km 安芸 明智城
2.8km 安芸 小奴可城
2.8km 安芸 松本屋敷
2.8km 安芸 茶臼城
2.9km 安芸 吉川元春館
2.9km 安芸 以也谷城
2.9km 安芸 平家ヶ丸城
3.1km 安芸 龍山城
3.4km 安芸 四十九城
4.0km 安芸 小倉山城
4.6km 安芸 大石城
5.0km 安芸 正福谷城
5.2km 安芸 片山城
5.3km 安芸 官野地城
5.3km 安芸 駿河丸城
5.3km 安芸 寺原城
5.3km 安芸 今田土居屋敷
5.5km 安芸 平が城
5.6km 安芸 枝の城
5.6km 安芸 朝堂城
最終訪問日
2013年11月
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