大和 曽我陣屋やまと そがじんや
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築城年代は定かではない。旗本多賀氏の陣屋で二千石を領していた。
旗本多賀氏は近江国多賀発祥で、浅井長政、織田信長仕えた多賀常則が豊臣秀長に仕えて大和国高市郡内に二千石を与えられている。
天正17年(1589年)(一説に天正15年)に常則が没した後は常直が継ぎ、徳川家康に所領を安堵され旗本となった。
曽我陣屋は曽我自治会陣屋会館の辺りに築かれていた。
曽我自治会陣屋会館を含む南側一帯が陣屋跡で北東の道路隅に石碑と案内板がある。遺構はないが、東西二郭で道路がほぼ堀跡を踏襲しているようである。