詳細不明。
岡豊新城は南国icの南西にある標高189m程の山に築かれている。
東西に伸びた尾根に西から三つの曲輪を配している。 主郭は西端の曲輪iで、西下に大堀切1があり、北側面にも堀切2がある。曲輪は東西二段で東下は土塁囲み、西上は南西に土塁がある。中央南に虎口があり、堀切3の脇を経て虎口2に繋がる通路がある。
二郭は曲輪iiとiiiで、本来一つの曲輪であるが、虎口2の部分が曲輪i、曲輪ii、曲輪iiiと結ぶ虎口となり、この部分に若干石積を用いている。曲輪iiiは土塁囲みで南東隅に虎口3が開口して曲輪ivに続くスロープとなる。曲輪ivは土塁囲みで虎口はない。
曲輪ivの下方に削平された段が北東、南東にそれぞれ存在するが、これは東山腹に拡がる畑跡で後世の改変と思われる。切岸下辺りがやや窪んでいるところもあり、もともとは堀切があったのかもしれないが現状ではわからない。
登山道はない。高速道路の側道から北へ回り込んだ辺りから山に入ることができる。側道に路駐可能。
最寄り駅(直線距離)