天正年間(1573年〜1592年)以降の中泉府八幡宮神主秋鹿氏(あいか)の屋敷という。
天正元年(1573年)十五代秋鹿直朝は徳川家康の中泉御殿造立に際して中泉御殿の屋敷を献上し久保村の秋鹿屋敷に移転したとされる。
天正18年(1590年)徳川家康の関東移封に際して直朝は家康に供奉し、慶長5年(1600年)関ヶ原合戦の後に中泉に戻り、以後明治まで神主として続いたという。
秋鹿屋敷は現在中泉歴史公園となり「扇子池」という庭園が残っている。 どうやら近年まで解放されていなかったようであるが、現在は金・土・日に公開されているようである。とはいっても駐車場にロープが張られているだけで周囲から庭園は見えます。