詳細不明。城主は一説に重藤因幡守あるいは結城重忠と伝える。
茶臼山城は川に沿って北へ伸びた丘陵の先端頂部、標高116.2mの山頂に築かれている。 ここは「小国茶臼山古墳」という古墳がある所で、山頂には茶臼山大師堂が祀られている。
大師堂のある所が主郭で、大師堂の北側から西へ降りた辺りに二条の堀切がある。切岸は明瞭であるが、主郭の南側の小段がある他は、比較的平坦な地形が多くのこっているものの、城郭に伴う明確な遺構は見あたらない。南の鞍部に集落に降りる道があり、この辺りが窪んでおり堀切であったかもしれない。
日積小学校前の県道151号線を左側を意識しながら北上すると茶臼山古墳の標柱があり、大師堂近くまで林道が通っている。終点まで車で行けるが、回転するスペース程度しかない。
最寄り駅(直線距離)