築城年代は定かではないが望月氏によって築かれたと云われる。
建武2年(1335年)小笠原経氏に攻撃されて落城した望月城は当城と推測されている。その後、望月氏は望月城を築いて居城とした。
永禄年間(1558年〜1570年)頃から芦田氏さらに依田氏の城となったという。
天神城は鹿曲川と八丁地川の間を細長く北へ伸びた台地の上に築かれている。
細長く伸びた台地を空堀で区画して南北に曲輪を連なる単純な縄張りで、数ヶ所の曲輪が存在するようである。主郭と思われる場所には小さな祠が祀られており、現在はそこへの遊歩道が設けられている。
東麓を南北に走る道路沿いに天神城への道標が出ている。車は国道142号線高架下に駐めた。
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