下野 田野城しもつけ たのじょう
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永禄3年(1560年)羽石蔵之介時政によって築かれたと云われる。
天正13年(1585年)羽石盛長のとき、結城晴朝の命を受けた久下田城主水谷正村によって田野城は攻められ盛長は討死、田野城は落城して廃城になったという。
田野城は普門寺の南西一帯に築かれている。複郭の城であったと考えられているが、現在良好に残されているのは主郭部のみという。
民家で囲まれた敷地の中に四方に堀と土塁が巡る曲輪が残されている。曲輪は南側に家を構えている人の敷地ということで、お願いして見学させていただいた。